「大人の心の鍛え方」下園壮太著
うつ病に関する書籍の紹介です
「大人の心の鍛え方
」下園壮太著(河出書房新社)
著者の下園さんは、自衛隊初の「心理幹部」として、隊員のカウンセリングをしている方。
うつ病という病気そのものについての解説というより、心の強さとは何かをとらえなおして、鍛えることによって広い意味でうつ状態の改善を目指している本です。
うつ病になる人は、まじめ、責任感が強いといわれますが、本書ではいきなり「うつ病になりやすいのは、心が強い人である。」
ただし、それは一般的に考えられている強さ、子供の心の強さのことだと著者はいっています。
子供の心の強さ、つまり「何事も我慢して取り組み、困難を乗り越える」という強さは、人間の成長期にはふさわしく、また一昔前の社会での生き方としては、うまくいくモデルだった。
しかし社会が複雑化してストレスが多くなった現在では、より柔軟な大人の心の強さが必要であるといいます。
うつ病にかかる人は、えてして「子供の心の強さ」にとらわれることでうつ状態におちいり、かえって心が弱くなり、自信を失い社会との距離をおこうとする。
一定年齢に達しても自分探しをやめない。定職につかず、結婚もしない。
そんな悪循環におちいっていく経緯が、ふぇぇまさに自分のこと…と思ってあせりながら読みました。
では、大人が持つべき心の強さとは、何か。
「大人の心の鍛え方
著者の下園さんは、自衛隊初の「心理幹部」として、隊員のカウンセリングをしている方。
うつ病という病気そのものについての解説というより、心の強さとは何かをとらえなおして、鍛えることによって広い意味でうつ状態の改善を目指している本です。
うつ病になる人は、まじめ、責任感が強いといわれますが、本書ではいきなり「うつ病になりやすいのは、心が強い人である。」
ただし、それは一般的に考えられている強さ、子供の心の強さのことだと著者はいっています。
子供の心の強さ、つまり「何事も我慢して取り組み、困難を乗り越える」という強さは、人間の成長期にはふさわしく、また一昔前の社会での生き方としては、うまくいくモデルだった。
しかし社会が複雑化してストレスが多くなった現在では、より柔軟な大人の心の強さが必要であるといいます。
うつ病にかかる人は、えてして「子供の心の強さ」にとらわれることでうつ状態におちいり、かえって心が弱くなり、自信を失い社会との距離をおこうとする。
一定年齢に達しても自分探しをやめない。定職につかず、結婚もしない。
そんな悪循環におちいっていく経緯が、ふぇぇまさに自分のこと…と思ってあせりながら読みました。
では、大人が持つべき心の強さとは、何か。
著者はそれを、困難に対処して何とか乗り切ることであり、大人の心を鍛えるということはそのための技術や戦術を磨くことだといいます。
ただし人にはそれまでの生き方の癖があって、それを一朝一夕に修正するのはむずかしい。しかし、ステップを踏んだ正しい鍛え方を知り、経験を重ねることで身に付くものであるといいます。
本書の後半は、体を使いながら意識を鍛えるための具体的な方法を解説しています。
まず、自分がどのような心になりたいかというイメージを持つ。
そして、どの部分に力が入っているのかを感じる、一部分だけに力を入れて他は力を抜くという動作法、そして呼吸法。ストレスが強いときは身体も緊張しているので、力を抜きながらストレスを回避することにつながります。
ストレスがあるときの解消法を考えてみて、やめたいのにしがみついているとしたら、代わりになるものがないか探ってみる。
自分の心と向き合うフォーカシング。
読んだだけではむずかしいのですが、これらの方法は基本的にはどれも一人でできることで、レッスンとして段階を追って説明されています。
というのも、著者の下園さんは、何かを公言して始めるとどうしても責任が伴い、続けられなかったときに自己嫌悪を抱いてしまう、それならむしろ一人でこっそりできる方がいいという考えを持っているからです。
これはやる方にとって、とても気が楽ですね。
私自身は、イメージを持つのがむずかしいのですが、身体の部分を感じるのは楽なので同時に試しています。
動作法といっても激しい運動ではなく、また一日何回とも強制されていません。自分のペースで継続し、ステップを踏むためのコツも書かれています。
調子を保つために何かしたいが、よくわからないという人にお勧めできる内容ではないかと思います。
もし本が読めるくらいに体調がよければ、ぜひ立ち読みしてみてください。


大人の心の鍛え方
【追記】
上記書の著者、下園壮太さん考案の「プチ認知療法」DVDがあります。
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
このプチ認知療法について、管理人による記事はこちらです。
プチ認知療法DVDってどうなの?
うつで食事がおいしくないとき
いつも閲覧ありがとうございます
うつ病治療 認知療法について
レメロン(リフレックス)の効果と副作用
うつ病の運動療法…速歩きで気分も弾む(読売新聞こころ元気塾)
参考になさってください
・再発しないうつ病克服方法~こころのひなたぼっこ~
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
ただし人にはそれまでの生き方の癖があって、それを一朝一夕に修正するのはむずかしい。しかし、ステップを踏んだ正しい鍛え方を知り、経験を重ねることで身に付くものであるといいます。
本書の後半は、体を使いながら意識を鍛えるための具体的な方法を解説しています。
まず、自分がどのような心になりたいかというイメージを持つ。
そして、どの部分に力が入っているのかを感じる、一部分だけに力を入れて他は力を抜くという動作法、そして呼吸法。ストレスが強いときは身体も緊張しているので、力を抜きながらストレスを回避することにつながります。
ストレスがあるときの解消法を考えてみて、やめたいのにしがみついているとしたら、代わりになるものがないか探ってみる。
自分の心と向き合うフォーカシング。
読んだだけではむずかしいのですが、これらの方法は基本的にはどれも一人でできることで、レッスンとして段階を追って説明されています。
というのも、著者の下園さんは、何かを公言して始めるとどうしても責任が伴い、続けられなかったときに自己嫌悪を抱いてしまう、それならむしろ一人でこっそりできる方がいいという考えを持っているからです。
これはやる方にとって、とても気が楽ですね。
私自身は、イメージを持つのがむずかしいのですが、身体の部分を感じるのは楽なので同時に試しています。
動作法といっても激しい運動ではなく、また一日何回とも強制されていません。自分のペースで継続し、ステップを踏むためのコツも書かれています。
調子を保つために何かしたいが、よくわからないという人にお勧めできる内容ではないかと思います。
もし本が読めるくらいに体調がよければ、ぜひ立ち読みしてみてください。

大人の心の鍛え方
【追記】
上記書の著者、下園壮太さん考案の「プチ認知療法」DVDがあります。
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
このプチ認知療法について、管理人による記事はこちらです。
プチ認知療法DVDってどうなの?
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・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
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