NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」1

うつ病に関する番組

NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」みました。
基本的な内容は、こんな感じでした。

・心の風邪といわれてはいるが、患者さんにとっては深刻
・うつ病の症状はどんなものか
・抗うつ薬が効かずに、何年も長引く人がいるのはなぜか
・うつ病の脳の中の反応を画像で見ると
・抗うつ薬以外の方法は


抗うつ薬が効かない人がいる理由の一連の説明は、けっこうわかりやすかったですね。

神経細胞の末端から出た伝達物質(おそらくセロトニンのこと)向かいあう神経細胞の穴(受容体?)に入り込む。これによって「感情」が現れる。
うつ病になると、伝達物質が少なくなり、穴に入り込みにくくなる。これによって神経細胞そのものも萎縮してしまうことがある。
伝達物質が、もとの神経細胞に回収されてしまう扉をシャットアウトするのが抗うつ薬
それによって伝達物質がもとの神経細胞内に戻らず、神経細胞の間にいることになり、伝達機能が徐々に回復していく。
ただし、回収扉の形が人によって異なるので、一つの抗うつ薬が効かないときがある。

これが番組中で紹介された「抗うつ剤が効かない人がいることへの説明」でした。わりとすっきりしています。
ならばその回収扉の形にあわせた薬を用意すればいい、ってことでさまざまな形の模型(?)がずらっと用意されました。
その人の回収扉はどれで、どの薬が合うかを見極めるためには、それぞれ3ヶ月くらい飲んでみないとわからないため、抗うつ剤が効かないように見える。
そして自分に合う薬を見つけるのに一定の時間がかかということであれば、なるべく早く治療をはじめるのがよいという考え方でした。

不思議に思ったのは、セロトニン、SSRI、パキシルなど個別の名称をいっさいあげなかったこと。
ガッテンはいつも物質名にキテレツな名前をつけて、着ぐるみを登場させて印象づける手法なのに、今回「抗うつ薬くん」とだけいっていました。別の着ぐるみは用意していましたが。
ずらっと並んだ回収扉の各模型はおそらく各薬剤なんだと思うんですが、その点もはっきりわかりませんでした。
SSRIの攻撃性増長問題があることへの配慮だったのか…?
あまり予備知識がない人への啓蒙にはなっても、現在薬のことで悩んでいる患者自身のための踏み込んだ内容とまではいかなかったかなと思います。

(下に続きます)
NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」2
NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」3
NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」4 

こちらもご参照ください


抗うつ剤で攻撃性、厚労省が注意改定へ 
うつの治療薬−抗うつ剤
抗うつ剤SSRIの副作用と問題点

こちらもご参考になさってください
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・【うつ病 再発】再発しないうつ病克服方法〜こころのひなたぼっこ〜

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