うつ病の主なタイプ うつ病性障害2

うつ病の主なタイプ


このうつ病性障害(大うつ病、単極性障害、メランコリー型うつ病)になりやすい人には、生来の性格に共通点があるようです。

もともと社会的適応度が高く、状況によっては周りとうまく折り合いをつけられ、対人関係での問題はない
そして、細かい部分にこだわり、何かをやりだすと熱中し、徹底しなくては気がすまない。良く言えば生真面目、すこし悪く言えば融通が利かないタイプです。

この性格は、1960年代ドイツ人のテレンバッハによって「メランコリー親和型性格」と名づけられました。日本では、すでに1930年代、これとほぼ同じ性格が下田光造により「執着型」と分類されています。

そしてうつ症状があっても、本人が今まで通りがんばろうと必死に努力してしまうため疲労をためやすいこと、表面上は明るくふるまうのでなかなか変調が気づかれないことも多いそうです。

しかし本人にとっては大変つらいことなので、休息と投薬治療が必要です。

治療に際しては、抗うつ剤が比較的よく効くといわれます。早い場合は数週間ほどで効果があらわれ、順調なら数ヶ月でよくなることもあります。

しかし症状がよくなると、薬を飲み続けることへの疑問が起こるものです。
自分はもう薬を飲まなくても大丈夫という自信や、やめた方がいいのではないかという周囲の忠告から、自己判断で抗うつ剤を飲むのをやめてしまうと再発という事態になってしまいますので、注意が必要です。

抗うつ剤には依存性がないので、うつ症状がなくなってからも、半年くらいかけて徐々に量を減らしていくことが多いようです。

「うつ病の主タイプ うつ病性障害1」


(参考:「軽症うつ病」笠原嘉、「うつ病をなおす」野村総一郎 いずれも講談社現代新書)

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