うつ改善には食事の内容が大事

うつと食事

今日、脳科学や生化学の成果によって「心と体は不可分である」との考えが主流となっています。
脳内の情報交換は、神経細胞の間にある隙間(シナプス)に、神経伝達物質が放出されることによって、信号が伝えられます。
これにより、感情が生まれるのです。
この脳内物質量のバランスがくずれて伝達がうまくいかなくなると、心の病気になります。

うつ病の原因は、セロトニンとノルアドレナリンの欠乏といわれています。
抗うつ剤は、セロトニンやノルアドレナリンの放出を促し、再取り込みされるのを妨げます。
これによって、セロトニンやノルアドレナリンを効率よく利用することはできますが、抗うつ剤そのものでは、セロトニンやノルアドレナリン絶対量を増やすことはできません。

そこで、これらの脳内物質のもとであるアミノ酸を食事からとるのが、うつ改善にはとても大事なのです。

脳内でのセロトニン合成のもとになるのはトリプトファン。これは必須アミノ酸といって、体内では合成できないので、食物でとる必要があります。
トリプトファンが多く含まれるのは、バナナ、納豆などの大豆製品、チーズなどの乳製品、ノリ、ゴマなどです。

また、ノルアドレナリン合成のもとになるのはチロシンやフェニルアラニン。これらを多く含む食品は、肉類、たけのこ、牛乳、ピーナッツ、バナナなどです。

これらの食品をバランスよく摂ることが望ましいといえます。

もう一つ大事なのは、炭水化物をきちんと取ること。トリプトファンを血液を介して脳内に取り込みやすくするために、炭水化物中心の食事がいいとされています。

(参考:「心の病は食事で治す」生田哲著、「セロトニン欠乏脳」有田秀穂著)


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うつがひどいときも、食事は少しだけでも取りましょう
セロトニンのもと 良質のたんぱく質をとろう
うつ病の治療・改善の方法1 休息と薬物療法
うつ病の治療・改善の方法2 漢方薬、認知療法

こちらもご参考になさってください
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」(うつ病患者さん本人にも対応しています)
・うつ病(鬱病)等メンタル系の病の方向け、生活術&障害年金受給マニュアル(ダウンロード版)

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