パニック障害1 症状と背景(精神科の病気)
うつ以外の精神科の病気
「不安」は生き物の生存にとって大事な要素。危険が迫っているのに不安を感じなければ、それを回避する適切な行動をとることができないからです。
その意味で「不安」は適切な心の働きですが、これが行き過ぎてひどくなり、日常生活に支障をきたす状態を「不安障害」といいます。
「パニック障害」は「不安障害」の一つです。急に動悸が速くなり冷や汗が出て、不安な感情が強く起こってきます。本人には「死にそうな恐怖」とまで感じられるそうです。
発作の回数も、多い人では一日に何度も襲ってきます。患者さんは発作がまたいつくるのかという「予期不安」を常に持って、そのため不安がいっそう強くなる、悪循環におちいります。
そして以前発作が起こった場所を避けるようになり、一度入ったらすぐには出られない場所、電車などの乗り物の中や、エレベーターなどの閉鎖された空間が怖くなる「広場恐怖」が、パニック障害の特徴です。
そして、この恐怖がどんどん広がって、家に閉じこもり病院にも行けなくなり、日常生活に支障をきたします。
さらに病気が進行すると、本格的なうつ病に移行して、発作症状のいくつかが残って現れるようになります。
ここで、パニック障害のあたらしいとらえ方が出てきています。
不安を感じやすい体質の人が成長する過程において、環境変化やストレスが加わって、ある年齢、環境において症状が出る、その一つがパニック障害である、というものです。
その意味では、パニック障害は、急性の病気ではなく、もともと「不安障害」に苦しんでいる人が経験する慢性の病気です。
そして、本格的なうつ病に進行させないために、早期発見と早期治療が大事なのです。
(参考 「精神科にできること」野村総一郎 講談社現代新書、 「あせらずゆっくり治療すればパニック障害はよくなります」貝谷久宣 暮らしの手帳36健康交差点)
精神科の病気 パニック障害2 治療法へ続く
「不安」は生き物の生存にとって大事な要素。危険が迫っているのに不安を感じなければ、それを回避する適切な行動をとることができないからです。
その意味で「不安」は適切な心の働きですが、これが行き過ぎてひどくなり、日常生活に支障をきたす状態を「不安障害」といいます。
「パニック障害」は「不安障害」の一つです。急に動悸が速くなり冷や汗が出て、不安な感情が強く起こってきます。本人には「死にそうな恐怖」とまで感じられるそうです。
発作の回数も、多い人では一日に何度も襲ってきます。患者さんは発作がまたいつくるのかという「予期不安」を常に持って、そのため不安がいっそう強くなる、悪循環におちいります。
そして以前発作が起こった場所を避けるようになり、一度入ったらすぐには出られない場所、電車などの乗り物の中や、エレベーターなどの閉鎖された空間が怖くなる「広場恐怖」が、パニック障害の特徴です。
そして、この恐怖がどんどん広がって、家に閉じこもり病院にも行けなくなり、日常生活に支障をきたします。
さらに病気が進行すると、本格的なうつ病に移行して、発作症状のいくつかが残って現れるようになります。
ここで、パニック障害のあたらしいとらえ方が出てきています。
不安を感じやすい体質の人が成長する過程において、環境変化やストレスが加わって、ある年齢、環境において症状が出る、その一つがパニック障害である、というものです。
その意味では、パニック障害は、急性の病気ではなく、もともと「不安障害」に苦しんでいる人が経験する慢性の病気です。
そして、本格的なうつ病に進行させないために、早期発見と早期治療が大事なのです。
(参考 「精神科にできること」野村総一郎 講談社現代新書、 「あせらずゆっくり治療すればパニック障害はよくなります」貝谷久宣 暮らしの手帳36健康交差点)
精神科の病気 パニック障害2 治療法へ続く











