今時うつ病事情3(読売新聞 医療ルネサンスNo.4444 2008年10月1日)

うつ病に関する記事

現在、読売新聞「医療ルネサンス シリーズこころ 今時うつ病事情」が連載されています。
内容を簡単にご紹介します。

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鑑別難しい双極性障害

七年前に気分の落ち込みや疲労感から「うつ病」と診断された主婦のBさん。抗うつ剤服用を続けていたが、昨年三月症状がひどくなり精神科病院に入院。抗うつ剤を倍近くに増量された。

約三ヶ月の入院で元気になったBさんは、以前より活動的になり、家庭菜園に打ち込む。空き地を耕して面積を150平米まで広げ、夏の暑い盛りにも食べきれないほどの野菜を作った。

その反動で、昨年9月頃から徐々に気分がふさぎ始めた。抗うつ剤でも回復せず、不眠も悪化。今年の三月に大学病院に入院した。

精神科神経科教授は、Bさんが「単純なうつ病ではなく、気分の浮き沈みのある双極性障害(そううつ病)」と考えて、薬をかえることにした。家庭菜園への没頭は、気分が異常に高揚する「そう状態」の表れとみられた。

双極性障害の場合、抗うつ剤だけを飲むとそう状態を誘発し、反動でさらに気分が落ち込むことがある。治りにくいとみなされて、抗うつ剤を増やせば悪循環になる恐れもある。双極性障害の治療には気分の波をなだらかにする気分安定剤が基本になる。

Bさんは、薬を替えてから不眠などの症状はほとんどなくなり、適度に家庭菜園に出ている。抗うつ剤を増やした直後のほうが元気でしたが、あそこまで持ち上げると反動がでるので、今は無理のない範囲で畑仕事を楽しむようにしている、とのこと。

双極性障害とうつ病は薬も異なる別の病気とされるが、鑑別はむずかしい。双極性障害でも、うつの期間が圧倒的に長く、うつ状態で受診するため、うつ病と診断されやすいからである。
そう状態は本人も自覚していないことが多い。急におしゃべりになる、活動的になる、イライラする、というのも軽いそう状態のサインであることがあるという。

元記事はこちらへ→鑑別難しい双極性障害

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そう状態は、活動的だからといって、本人にとって決していい調子なわけではなく、無理があってつらい状態であることは確かでしょう。
管理人自身はそう状態はなく、患者さんとも接したことがないので、そう状態が実際どんなふうなのがわかりませんが、これから注意して情報を見つけたら載せていこうと思います。

こちらもご参照ください
今時うつ病事情1(読売新聞 医療ルネサンスNo.4442 2008年9月29日
今時うつ病事情2(読売新聞 医療ルネサンスNo.4443 2008年9月30日)
今時うつ病事情4(読売新聞 医療ルネサンスNo.4445 2008年10月2日)
今時うつ病事情5(読売新聞 医療ルネサンスNo.4446 2008年10月3日)

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