抗うつ剤SSRIの副作用と問題点

抗うつ剤 SSRI

現在、うつ病治療で主に使われる薬が、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
神経伝達物質のセロトニンがシナプスに取り込まれるのをさまたげて、見かけ上のシナプス間隙にあるセロトニン量を増やす作用があります。

長年使われてきた三環系抗うつ剤は科学的に複雑で、うつとは関係がない部分にも作用しました。そのため、たとえば、口の渇き、便秘などが副作用としてあらわれて、飲みにくかったのです。

SSRIは、選択的にセロトニンにのみ作用するので、副作用が少なく、切れ味がいい、つまり、よく効くといわれています。

しかし、薬である以上、副作用がまったくないわけではありません。SSRIは、胃腸系の不快感、吐き気を感じる人が多いので、胃薬と一緒に処方される場合もあります。

また、もう一つの問題は、セロトニンに働きかけるため、うつ状態から躁(そう)状態に変わってしまう、いわゆる躁転(そうてん)がおきる場合があることです。
躁転のこわいところは、これによって自殺率が高くなってしまうこと。ひどいうつ状態ではその気力もなかったのに、躁転によって一時的に体力・気力が戻ると実際に行動できてしまうからとも考えられます。


そしてSSRIの大きな懸念は、SSRIによって興奮した精神状態が引き起こされ、凶悪犯罪につながる恐れがあると報告されていること。

記憶に新しい凶悪事件では、大阪府立大付属池田小学校での殺傷事件などの犯人も、SSRIや向精神薬、睡眠薬を処方されていたそうです。
もちろん犯罪とSSRIの因果関係が証明されたわけではないけれども、その処方が本当に必要なものだったかはよくわからないのです。

管理人もはじめからSSRIを処方され、一年半ほど飲みました。1か月くらいで効果が感じられて、救われた気がしました。
しかし、どこまで改善されたらやめる、というはっきりした段階がわからないため、どこで減らしたりやめていいのかがわからず、医者からもはっきりとは支持されないまま、一年以上も同じ薬を同じ量飲み続けたことに、いまでは少し疑問を感じます。

切れ味のいい薬ほど、副作用も大きく、本当にその人に適切な処方かどうかは、慎重に見きわめることが必要でしょう。
うつの切迫期はほとんど余裕がないけれども、少し楽になった段階では、自分でも薬について敏感になって、効いている薬なのか、必要な量なのかを、医師と相談していくのも大事だと思います。


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