うつの治療薬−抗うつ剤

抗うつ剤

うつ病の基本的な治療は、「薬物療法」と「休息」です。
薬物療法では、抗うつ剤を中心として、抗不安剤、睡眠薬が同時に処方されることもあります。
抗うつ剤のおおまかな区別は以下の通りです。

第一世代 三環系抗うつ剤
薬の名称 トフラニール、アナフラニール、トリプタノール、アモキサン

四十年前につくられた古い歴史をもつ薬で、日本では長い間用いられてきた。
副作用として、便秘、のどの渇きや動悸、立ちくらみなどがあって、飲みにくいという印象があるが、SSRIやSNRIで効果がない場合は、こちらを用いることもある。

第二世代 四環系抗うつ剤
薬の名称 ルジオミール、テトラミド、テプシール

三環系抗うつ剤がもっていた副作用を少なくし飲みやすくするために導入された。ほぼ日本でしか用いられていない。

第三世代 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
薬の名称 デプロメール、ルボックス、パキシル、ジェイゾロフト

脳内物質のセロトニンにだけ働きかけるもので、効果も高いとされ、うつ治療薬の主流となっている。三環系抗うつ剤がもっていた種類の副作用が少ないが、飲み始めに吐き気がするなど、若干の不快感があることもある。

第四世代 SNRI(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
薬の名称 トレドミン

現在、世界最新の抗うつ剤。脳内物質のセロトニンとノルアドレナリンに働きかけるもの。副作用も少ない分、効果も緩やかといわれる。

(参考:「精神科医は信用できるか」和田秀樹著、「うつ病をなおす」野村総一郎著)



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