NHK「名医にQ うつ病」1
うつ病に関する番組
まだ秋らしい天気がまったくきませんが、いかがお過ごしですか。ここのところ蒸し暑さもぶり返してますので、体調に気をつけたいですね。
ずっと前の8月21日に放送されたNHK名医にQ うつ病」の二回目ですが、やっとまとめられました。
一回目は見逃してしまったんですが、番組最初におさらいの形でも含まれているようです。
ご参考にしてください。
−−−−−−−−−−−−
NHK「名医にQ うつ病」(2010年8月21日)
★うつ病とはどんな病気か?
代表的なうつ病の症状は
・抑うつ症状
・興味や喜びの喪失
具体的には…
眠れない 食欲がない 動きがにぶい 疲れやすい 自分を責める 集中できない 消えてしまいたいと思う 死んでしまいたいと思う
★うつ病はどうして起こるのか?
うつ病には何が関係するかというと…
1、ストレスが引き金になる
2、物事の考え方によってはうつ病になりやすい
3、こころの病気といわれるが、それは脳の働きである
★それぞれの要素にかかわって、代表的なうつ病の治療法がある
1、ストレス←調整・休養
2、考え方←認知療法などの精神療法
3、脳←薬(薬物療法)
★治療によってうつ病を改善させるには、3つのチェックポイントがある
1、薬は正しく使っているか?
2、ストレスは除去したか?
3、本当にうつ病なのか?
(ここまでが第一回のおさらいのようです)
視聴者からの質問
Q1:43歳女性。うつ病で一年通院し抗うつ薬を飲んでいる。ひどい落ち込みはなくなったが、毎朝仕事のことで不安になる。これもうつ病の症状なのか?性格を根本的に変えないと治らないのか?
A1:(慶応大学 大野裕先生)
朝の症状が強いということは、うつ病の症状が続いているということでしょう。
だからといって、性格を根本的に変えなくては、と考えなくてもいいと思う。性格にいい悪いはなく、それをどう生かすかが大事。
例えば、細かい人は仕事を丁寧にできるという面があり、心配性であれば慎重といえる。
自分の性格をどう生かすかを考えていただきたい。
Q2:56代女性。抗うつ薬だけではなく、抗不安薬や睡眠薬も服用している。このまま飲み続けていいのか?友人は認知症になりやすくなると言う。そんなことがあるのか?
A2:(東京慈恵会医科大学 中山和彦先生)
うつ病の治療の最初は、抗うつ薬と抗不安薬、睡眠薬を併用することが多いので、その意味では心配はないでしょう。複数の薬を服用する場合、副作用が心配になってくるが、質問のように副作用で認知症になることはないと思う。
ただし中高年のうつ病患者には認知症に似た症状が出る場合があるので、うつ病か認知症かの診断が大事です。
Q3:41歳男性。5年前から抑うつ症状があり、いろいろ薬を試しても改善せず、うつ症状を繰り返している。気分がいいときは高額な買い物を繰り返したり、猛暑の中でえんえんと庭いじりをしたり、車の運転が荒っぽくなる。
今回の放送を見て、自分はうつ病ではなく双極性障害ではないかと思った。可能性はあるか?
A3:(理化学研究所 加藤忠史先生)
双極性障害(躁うつ病)の可能性はあると思う。高い買い物をしたなどの行動を主治医の先生に話して、相談するのがよい。主治医が精神科医でない場合は、紹介状などで精神科医にかかる方がよいでしょう。
−−−−−−−−−−−
以前よりも双極性障害にスポットが当てられてきたように思います。
NHK「名医にQ うつ病」2(女性のうつ病)へ続きます。
いつも閲覧ありがとうございます
まずはうつ病チェック
うつ病チェックで大事な点
NHKきょうの健康「家族・友人をうつ病から守る」サインを見逃さない
NHKきょうの健康「家族・友人をうつ病から守る」詳しく知りたい治療法
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・うつ克服法!「笑顔がみたい」〜心と身体の秘密→メンタルトリニティー:あなたが心を和ませ安心する心と身体の法則をお伝えします。
まだ秋らしい天気がまったくきませんが、いかがお過ごしですか。ここのところ蒸し暑さもぶり返してますので、体調に気をつけたいですね。
ずっと前の8月21日に放送されたNHK名医にQ うつ病」の二回目ですが、やっとまとめられました。
一回目は見逃してしまったんですが、番組最初におさらいの形でも含まれているようです。
ご参考にしてください。
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NHK「名医にQ うつ病」(2010年8月21日)
★うつ病とはどんな病気か?
代表的なうつ病の症状は
・抑うつ症状
・興味や喜びの喪失
具体的には…
眠れない 食欲がない 動きがにぶい 疲れやすい 自分を責める 集中できない 消えてしまいたいと思う 死んでしまいたいと思う
★うつ病はどうして起こるのか?
うつ病には何が関係するかというと…
1、ストレスが引き金になる
2、物事の考え方によってはうつ病になりやすい
3、こころの病気といわれるが、それは脳の働きである
★それぞれの要素にかかわって、代表的なうつ病の治療法がある
1、ストレス←調整・休養
2、考え方←認知療法などの精神療法
3、脳←薬(薬物療法)
★治療によってうつ病を改善させるには、3つのチェックポイントがある
1、薬は正しく使っているか?
2、ストレスは除去したか?
3、本当にうつ病なのか?
(ここまでが第一回のおさらいのようです)
視聴者からの質問
Q1:43歳女性。うつ病で一年通院し抗うつ薬を飲んでいる。ひどい落ち込みはなくなったが、毎朝仕事のことで不安になる。これもうつ病の症状なのか?性格を根本的に変えないと治らないのか?
A1:(慶応大学 大野裕先生)
朝の症状が強いということは、うつ病の症状が続いているということでしょう。
だからといって、性格を根本的に変えなくては、と考えなくてもいいと思う。性格にいい悪いはなく、それをどう生かすかが大事。
例えば、細かい人は仕事を丁寧にできるという面があり、心配性であれば慎重といえる。
自分の性格をどう生かすかを考えていただきたい。
Q2:56代女性。抗うつ薬だけではなく、抗不安薬や睡眠薬も服用している。このまま飲み続けていいのか?友人は認知症になりやすくなると言う。そんなことがあるのか?
A2:(東京慈恵会医科大学 中山和彦先生)
うつ病の治療の最初は、抗うつ薬と抗不安薬、睡眠薬を併用することが多いので、その意味では心配はないでしょう。複数の薬を服用する場合、副作用が心配になってくるが、質問のように副作用で認知症になることはないと思う。
ただし中高年のうつ病患者には認知症に似た症状が出る場合があるので、うつ病か認知症かの診断が大事です。
Q3:41歳男性。5年前から抑うつ症状があり、いろいろ薬を試しても改善せず、うつ症状を繰り返している。気分がいいときは高額な買い物を繰り返したり、猛暑の中でえんえんと庭いじりをしたり、車の運転が荒っぽくなる。
今回の放送を見て、自分はうつ病ではなく双極性障害ではないかと思った。可能性はあるか?
A3:(理化学研究所 加藤忠史先生)
双極性障害(躁うつ病)の可能性はあると思う。高い買い物をしたなどの行動を主治医の先生に話して、相談するのがよい。主治医が精神科医でない場合は、紹介状などで精神科医にかかる方がよいでしょう。
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以前よりも双極性障害にスポットが当てられてきたように思います。
NHK「名医にQ うつ病」2(女性のうつ病)へ続きます。
いつも閲覧ありがとうございます
まずはうつ病チェック
うつ病チェックで大事な点
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