うつ病の総合情報誌「こころのサポート」創刊
うつ病に関する書籍ー総合情報誌
厳しい暑さが続いていて、体調がなかなか保ちにくいですね。
うつ病の総合情報誌「こころのサポート」が8月2日に創刊されました。
医療関係の専門誌はよく新聞広告で見かけますが、一般向けの雑誌ははじめてではないでしょうか。
かなり人気があるようで、アマゾン、楽天ブックスでは完売、ネットでは現在、セブンネットとブックサービスで入手できるそうです。
私は発売10日後くらいに大きい本屋で買えましたので、外出できる方は本屋さんに行ってみてください。
・こころのサポートサイト
肝心の中身は、表紙の見出しはこんな感じです。
・対談「信じて頼る」で上手なうつ病治療を
・ひょっとしてうつ病?
・「認知行動療法」最前線
・からだのリズムを考える…
対談は藤臣柊子さんと野村総一郎さん。
藤臣さんは、20代からの筋金入り!うつ病患者で、躁うつの治療もなさった経験があるそう。
面白かったのは、テレビでうつ病の取材をうけた藤臣さんを見た主治医の先生が「あなたが少しハイになっているときしか見ていなかった!」といい、双極性障害の診断がされて、薬もSSRIをやめて気分安定剤だけに変わった、という部分。
これまで聞いた話だと、躁のときじゃなくうつの時にだけ受診するから、うつ病の診断がくだされ、双極性障害が見逃される、と思い込んでいたのですが、藤臣さんはまったく逆ですね!
また藤臣さんのお話の中に、大野裕先生(慶應義塾大学)から「認知行動療法」を勉強し、いつも同じ思考パターンにおちいっていることがわかったという部分がありました。
私自身は、ある程度回復したら再発防止、あるいは気分のコントロールのための選択肢として、認知行動療法が出てくる、という認識を持っていました。
でも対談の中で野村先生が、認知行動療法は優れた療法だが、薬物療法の代わりにはならず、平行して行うべきもの、また認知行動療法はうつ病治療の開始当初から行うのが理想的、とおっしゃっていて、はじめて、なるほど!と思いました。
何か一つの療法だけにこだわるよりも、よくなることを目指して総合的にいくつかの療法を試すべき、ということなのだと思います。
雑誌中の「認知行動療法最前線」は、「認知行動療法」の詳しい説明というよりは、大野先生のサイト「うつ・不安ネット」の活用法。
もともと携帯サイトとしてあったものを、私自身も耳にした記憶があるのですが、メール以外で携帯を使って文字を読むのはあまり好きじゃないので、見たことはありませんでした。
2010年に入ってウェブでも活用できるようになったそうなので、さっそく行ってみようと思います。といっても利用するには有料会員登録が必要です。
・うつ・不安ネット
その他、個人的に興味があって面白く読めたのは、各地域のうつ病対策への取り組みを取材した「全国からの便り」で、神奈川県大和市の自殺対策、職場復帰支援に取り組む東京障害者職業センターのリポートなど。
また、ストレスケア病棟や現場のお医者さん・クリニックのレポートも、あまりいろんな病院に行ったことがないので、「隣は何をする人ぞ」の感覚でおもしろかったです。
うつ病チェック、薬の説明など、うつ病について一般的に気になることが網羅されている印象ですが、その分何となく物足りなさも感じるので、今後一号で何かの特集をしてくれたらと思います。
いつも閲覧ありがとうございます
みんなの家庭の医学「最新!うつ病にならない
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す1(2010年5月3日)
うつ治療に用いられる薬について
うつ病治療 認知療法について
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・うつ克服法!「笑顔がみたい」〜心と身体の秘密→メンタルトリニティー:あなたが心を和ませ安心する心と身体の法則をお伝えします。
厳しい暑さが続いていて、体調がなかなか保ちにくいですね。
うつ病の総合情報誌「こころのサポート」が8月2日に創刊されました。
医療関係の専門誌はよく新聞広告で見かけますが、一般向けの雑誌ははじめてではないでしょうか。
かなり人気があるようで、アマゾン、楽天ブックスでは完売、ネットでは現在、セブンネットとブックサービスで入手できるそうです。
私は発売10日後くらいに大きい本屋で買えましたので、外出できる方は本屋さんに行ってみてください。
・こころのサポートサイト
肝心の中身は、表紙の見出しはこんな感じです。
・対談「信じて頼る」で上手なうつ病治療を
・ひょっとしてうつ病?
・「認知行動療法」最前線
・からだのリズムを考える…
対談は藤臣柊子さんと野村総一郎さん。
藤臣さんは、20代からの筋金入り!うつ病患者で、躁うつの治療もなさった経験があるそう。
面白かったのは、テレビでうつ病の取材をうけた藤臣さんを見た主治医の先生が「あなたが少しハイになっているときしか見ていなかった!」といい、双極性障害の診断がされて、薬もSSRIをやめて気分安定剤だけに変わった、という部分。
これまで聞いた話だと、躁のときじゃなくうつの時にだけ受診するから、うつ病の診断がくだされ、双極性障害が見逃される、と思い込んでいたのですが、藤臣さんはまったく逆ですね!
また藤臣さんのお話の中に、大野裕先生(慶應義塾大学)から「認知行動療法」を勉強し、いつも同じ思考パターンにおちいっていることがわかったという部分がありました。
私自身は、ある程度回復したら再発防止、あるいは気分のコントロールのための選択肢として、認知行動療法が出てくる、という認識を持っていました。
でも対談の中で野村先生が、認知行動療法は優れた療法だが、薬物療法の代わりにはならず、平行して行うべきもの、また認知行動療法はうつ病治療の開始当初から行うのが理想的、とおっしゃっていて、はじめて、なるほど!と思いました。
何か一つの療法だけにこだわるよりも、よくなることを目指して総合的にいくつかの療法を試すべき、ということなのだと思います。
雑誌中の「認知行動療法最前線」は、「認知行動療法」の詳しい説明というよりは、大野先生のサイト「うつ・不安ネット」の活用法。
もともと携帯サイトとしてあったものを、私自身も耳にした記憶があるのですが、メール以外で携帯を使って文字を読むのはあまり好きじゃないので、見たことはありませんでした。
2010年に入ってウェブでも活用できるようになったそうなので、さっそく行ってみようと思います。といっても利用するには有料会員登録が必要です。
・うつ・不安ネット
その他、個人的に興味があって面白く読めたのは、各地域のうつ病対策への取り組みを取材した「全国からの便り」で、神奈川県大和市の自殺対策、職場復帰支援に取り組む東京障害者職業センターのリポートなど。
また、ストレスケア病棟や現場のお医者さん・クリニックのレポートも、あまりいろんな病院に行ったことがないので、「隣は何をする人ぞ」の感覚でおもしろかったです。
うつ病チェック、薬の説明など、うつ病について一般的に気になることが網羅されている印象ですが、その分何となく物足りなさも感じるので、今後一号で何かの特集をしてくれたらと思います。
いつも閲覧ありがとうございます
みんなの家庭の医学「最新!うつ病にならない
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す1(2010年5月3日)
うつ治療に用いられる薬について
うつ病治療 認知療法について
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・うつ克服法!「笑顔がみたい」〜心と身体の秘密→メンタルトリニティー:あなたが心を和ませ安心する心と身体の法則をお伝えします。