うつ病の運動療法…速歩きで気分も弾む(読売新聞こころ元気塾)
うつ病の治療法 運動療法
うつ病の運動療法「速歩」についての記事がありましたので、簡単にまとめておきます。
元記事もお読みください。
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うつ病の運動療法…速歩きで気分も弾む
うつ病患者に運動療法を指導する、「青葉こころのクリニック」(東京・巣鴨)院長の鈴木宏さんは、過去11年間医師とプロキックボクサーの二足のわらじをはいた異色の精神科医。
近年の研究では、以下のことがわかっている。
1、うつ病患者の脳・血液中には、神経細胞の成長を促し、情動を制御するタンパク質「BDNF(脳由来神経栄養因子)」が減っている
2、「BDNF(脳由来神経栄養因子)」は、運動によって増える
鈴木さんが取り入れているのは、信州大学医学部スポーツ医科学講座が開発した「インターバル速歩」で、早歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返す運動。
その概要は、週に合計60分の速歩きを目安に、体力に応じて組み合わせるもの。
例えば、
朝 速歩き3分とゆっくり歩き3分を交互に三回ずつ。
昼 速歩き2分とゆっくり歩き1分を交互に三回ずつ。
これで速歩きの一日合計は15分、週に四日で60分となる。
速歩のコツは、
・背筋をまっすぐ視線は遠く。
・歩幅は大またで、肩の力は抜き、肘を後ろに大きく振るよう意識する。
・ややきつい程度にまでスピードを上げる。
取材した記者の感覚では、ジョギングより足腰の筋肉が疲れるが、ゆっくり歩きをはさむことで疲れが回復して続けられた、とのこと。
精神科でうつ病と診断され抗うつ薬と睡眠薬を処方された30代の女性は、薬を飲まずに治したいと同クリニックを受診し、インターバル速歩をはじめた。
運動習慣がなく最初はおっくうだったが、徐々に歩けるようになり、気持ちも上向きに。今では苦手な家事もこなせる。
効果は予想以上、これからも続けたいとのこと。
場所を選ばず、道具も必要ない、健康な人のうつ予防にも役立つ(鈴木さん談)が、運動療法だが、対象者は軽症から中等症のうつ病患者。
抗うつ薬を併用することもあり、薬物療法を否定するものではない。
運動のし過ぎでうつ病が悪化することもあるので、まず主治医に相談するのが大事だ。
元記事はこちらです。動画もついています。
うつ病の運動療法…速歩きで気分も弾む(読売新聞2010年7月1日)
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記事中、BDNF(脳由来神経栄養因子)という言葉は初耳です。神経伝達物質なら何度も聞いてますが…
今度調べてみなくては。
動画を見てみましたが、運動として理解しやすくわかりやすいです。
ただ、この速歩を三分続けるにはそれなりの広さの場所は必要だから、どこかに行くのがおっくうなときはむずかしい。
普通の歩き方じゃないので、公園などでは人目が気になることがあるかなと思う。
けっこうスピードを出すので、運動する気が起こらない段階では向いていないでしょう。
記事に出てらっしゃる女性は、最初はおっくうだったそうだけど今は続けたいと思ってらっしゃる。運動そのもののコツより、おっくうさを乗り越えたコツの方も聞きたいです。
指導の鈴木さんによると、腕は後に大きく振ることをだけ意識する、とのこと。
私自身はいつも歩くときはなるべく意識して腕を振らないようにしているので、動画を見てるとリズムが混乱しそうでした!
ただ、日常生活だと腕を後に動かす機会がほとんどないので、それを意識的に行うことで肩の筋肉、つまり背中側までが動きそう。下半身の歩きと協調させて、上半身もバランスよく動かすことになるのかもしれません。
あとは女性にうれしいポイントですが、二の腕の引き締めになるかも!
いつも閲覧ありがとうございます
うつ病治療の様々な方法
うつ治療に用いられる薬について
うつ病治療 認知療法について
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・うつ克服法!「笑顔がみたい」〜心と身体の秘密→メンタルトリニティー:あなたが心を和ませ安心する心と身体の法則をお伝えします。
うつ病の運動療法「速歩」についての記事がありましたので、簡単にまとめておきます。
元記事もお読みください。
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うつ病の運動療法…速歩きで気分も弾む
うつ病患者に運動療法を指導する、「青葉こころのクリニック」(東京・巣鴨)院長の鈴木宏さんは、過去11年間医師とプロキックボクサーの二足のわらじをはいた異色の精神科医。
近年の研究では、以下のことがわかっている。
1、うつ病患者の脳・血液中には、神経細胞の成長を促し、情動を制御するタンパク質「BDNF(脳由来神経栄養因子)」が減っている
2、「BDNF(脳由来神経栄養因子)」は、運動によって増える
鈴木さんが取り入れているのは、信州大学医学部スポーツ医科学講座が開発した「インターバル速歩」で、早歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返す運動。
その概要は、週に合計60分の速歩きを目安に、体力に応じて組み合わせるもの。
例えば、
朝 速歩き3分とゆっくり歩き3分を交互に三回ずつ。
昼 速歩き2分とゆっくり歩き1分を交互に三回ずつ。
これで速歩きの一日合計は15分、週に四日で60分となる。
速歩のコツは、
・背筋をまっすぐ視線は遠く。
・歩幅は大またで、肩の力は抜き、肘を後ろに大きく振るよう意識する。
・ややきつい程度にまでスピードを上げる。
取材した記者の感覚では、ジョギングより足腰の筋肉が疲れるが、ゆっくり歩きをはさむことで疲れが回復して続けられた、とのこと。
精神科でうつ病と診断され抗うつ薬と睡眠薬を処方された30代の女性は、薬を飲まずに治したいと同クリニックを受診し、インターバル速歩をはじめた。
運動習慣がなく最初はおっくうだったが、徐々に歩けるようになり、気持ちも上向きに。今では苦手な家事もこなせる。
効果は予想以上、これからも続けたいとのこと。
場所を選ばず、道具も必要ない、健康な人のうつ予防にも役立つ(鈴木さん談)が、運動療法だが、対象者は軽症から中等症のうつ病患者。
抗うつ薬を併用することもあり、薬物療法を否定するものではない。
運動のし過ぎでうつ病が悪化することもあるので、まず主治医に相談するのが大事だ。
元記事はこちらです。動画もついています。
うつ病の運動療法…速歩きで気分も弾む(読売新聞2010年7月1日)
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記事中、BDNF(脳由来神経栄養因子)という言葉は初耳です。神経伝達物質なら何度も聞いてますが…
今度調べてみなくては。
動画を見てみましたが、運動として理解しやすくわかりやすいです。
ただ、この速歩を三分続けるにはそれなりの広さの場所は必要だから、どこかに行くのがおっくうなときはむずかしい。
普通の歩き方じゃないので、公園などでは人目が気になることがあるかなと思う。
けっこうスピードを出すので、運動する気が起こらない段階では向いていないでしょう。
記事に出てらっしゃる女性は、最初はおっくうだったそうだけど今は続けたいと思ってらっしゃる。運動そのもののコツより、おっくうさを乗り越えたコツの方も聞きたいです。
指導の鈴木さんによると、腕は後に大きく振ることをだけ意識する、とのこと。
私自身はいつも歩くときはなるべく意識して腕を振らないようにしているので、動画を見てるとリズムが混乱しそうでした!
ただ、日常生活だと腕を後に動かす機会がほとんどないので、それを意識的に行うことで肩の筋肉、つまり背中側までが動きそう。下半身の歩きと協調させて、上半身もバランスよく動かすことになるのかもしれません。
あとは女性にうれしいポイントですが、二の腕の引き締めになるかも!
いつも閲覧ありがとうございます
うつ病治療の様々な方法
うつ治療に用いられる薬について
うつ病治療 認知療法について
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
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