読売新聞医療ルネサンス うつ治療を見直す5(2010年5月10日)
うつ病に関する記事
読売新聞医療ルネサンスNo.4834「うつ病を見直5」5回シリーズ最終回です。
ヨミウリオンライン ヨミドクターへの更新も早くなりました。
今回は脳血流量測定による病気診断についてです。
簡単にまとめておきますが、元記事もお読みください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読売新聞医療ルネサンスNo.4834「うつ病を見直す5」(2010年5月10日)
脳血液量測り 診断補う
自分は本当にうつ病なのか。治療方針は正しいのか。
うつ病が治らないとき、こういった不安を抱く人は多い。
東大病院(東京・本郷)が2月からはじめた「こころの検査入院プログラム」に申し込みが殺到しており、6月までの予約は満杯。
その目玉は、脳血液量の変化を測定して診断に利用する「光トポグラフィー検査(NIRS)」。
ばらつきのある精神科の診断に、客観的指標を取り入れるものだ。
昨春国から、「うつ症状の診断補助」として保険診療との併用が可能な先進医療に認められた。
NIRSはヘルメット型装置をかぶり、言葉を列挙するなど、物事を考えるときの脳血液量の変化を調べるもの。
群馬大、東大などの共同研究の結果では、健康な人は物事を考え始めたときに血液量が増えるのに対し、うつ病の人は変化が少なく、統合失調症では変化が出るのが遅い。
精度は7〜8割。
うつ症状はうつ病でなくても現れる。これまで検査入院した人うち、典型的なうつ病の波形がでる人は半数。
先進医療でのNIRS費用は1万3000円程度だが、東大病院プログラムでは7万。4日間の入院で、病歴を聞きなおし、考え方の傾向を調べる心理検査を行うためだ。結果は、患者がかかっている医療機関に伝えられる。
10代にうつ病と診断され再発を繰り返した30代女性は、脳血流量変化は健康な人に近かった。
一方で、心理検査では、状況変化、前後関係把握が苦手な傾向がわかった。
典型的なうつ病というより、苦手業務のある職場で怒られたための反応と考えられ、抗うつ剤を減らすことを提案、職場環境への助言がおこなわれた。
東大病院精神科医師の滝沢さんによれば、この検査だけでうつ病の診断ができるわけではないが、診断・治療方針を見直すきっかけになる、特に薬が効かず治療が長引く場合は、その原因を探る助けになると期待される、とのこと。
元記事はこちらです。
うつ治療を見直す(5)脳血液量測り 診断補う
ーーーーーー
脳血流量から脳の活動を客観的に見る方法は以前も見かけましたが、実際に検査を受けられるようになってきてるんですね。
参考ページ→NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」2
これだけで診断はできないと文中にありますが、自分がどういう状態なのか、本当に治っているのか、よくなっているのかを知りたい場合は有効だし、助けになりますね。
自分の脳の活動をみられるのはちょっとスリリングですが…
とんでもないところが活動していたりして!
ただ検査料、もっと安くならないもんでしょうか??
元記事はこちらです。
うつ治療を見直す(5)脳血液量測り 診断補う
いつも閲覧ありがとうございます
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す1(2010年5月3日)
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す2(2010年5月4日
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す3(2010年5月5日
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す4(2010年5月7日
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・うつ克服法!「笑顔がみたい」〜心と身体の秘密→メンタルトリニティー:あなたが心を和ませ安心する心と身体の法則をお伝えします。
読売新聞医療ルネサンスNo.4834「うつ病を見直5」5回シリーズ最終回です。
ヨミウリオンライン ヨミドクターへの更新も早くなりました。
今回は脳血流量測定による病気診断についてです。
簡単にまとめておきますが、元記事もお読みください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読売新聞医療ルネサンスNo.4834「うつ病を見直す5」(2010年5月10日)
脳血液量測り 診断補う
自分は本当にうつ病なのか。治療方針は正しいのか。
うつ病が治らないとき、こういった不安を抱く人は多い。
東大病院(東京・本郷)が2月からはじめた「こころの検査入院プログラム」に申し込みが殺到しており、6月までの予約は満杯。
その目玉は、脳血液量の変化を測定して診断に利用する「光トポグラフィー検査(NIRS)」。
ばらつきのある精神科の診断に、客観的指標を取り入れるものだ。
昨春国から、「うつ症状の診断補助」として保険診療との併用が可能な先進医療に認められた。
NIRSはヘルメット型装置をかぶり、言葉を列挙するなど、物事を考えるときの脳血液量の変化を調べるもの。
群馬大、東大などの共同研究の結果では、健康な人は物事を考え始めたときに血液量が増えるのに対し、うつ病の人は変化が少なく、統合失調症では変化が出るのが遅い。
精度は7〜8割。
うつ症状はうつ病でなくても現れる。これまで検査入院した人うち、典型的なうつ病の波形がでる人は半数。
先進医療でのNIRS費用は1万3000円程度だが、東大病院プログラムでは7万。4日間の入院で、病歴を聞きなおし、考え方の傾向を調べる心理検査を行うためだ。結果は、患者がかかっている医療機関に伝えられる。
10代にうつ病と診断され再発を繰り返した30代女性は、脳血流量変化は健康な人に近かった。
一方で、心理検査では、状況変化、前後関係把握が苦手な傾向がわかった。
典型的なうつ病というより、苦手業務のある職場で怒られたための反応と考えられ、抗うつ剤を減らすことを提案、職場環境への助言がおこなわれた。
東大病院精神科医師の滝沢さんによれば、この検査だけでうつ病の診断ができるわけではないが、診断・治療方針を見直すきっかけになる、特に薬が効かず治療が長引く場合は、その原因を探る助けになると期待される、とのこと。
元記事はこちらです。
うつ治療を見直す(5)脳血液量測り 診断補う
ーーーーーー
脳血流量から脳の活動を客観的に見る方法は以前も見かけましたが、実際に検査を受けられるようになってきてるんですね。
参考ページ→NHKためしてガッテン「うつ病よサラバ!脳が変わる最新治療」2
これだけで診断はできないと文中にありますが、自分がどういう状態なのか、本当に治っているのか、よくなっているのかを知りたい場合は有効だし、助けになりますね。
自分の脳の活動をみられるのはちょっとスリリングですが…
とんでもないところが活動していたりして!
ただ検査料、もっと安くならないもんでしょうか??
元記事はこちらです。
うつ治療を見直す(5)脳血液量測り 診断補う
いつも閲覧ありがとうございます
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す1(2010年5月3日)
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す2(2010年5月4日
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す3(2010年5月5日
読売新聞医療ルネサンス うつ病を見直す4(2010年5月7日
ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
・うつ克服法!「笑顔がみたい」〜心と身体の秘密→メンタルトリニティー:あなたが心を和ませ安心する心と身体の法則をお伝えします。