読売新聞医療ルネサンス うつ治療を見直す1(2010年5月3日)

うつ病に関する記事

読売新聞医療ルネサンスNo.4830「うつ病を見直す1」5回シリーズです。サイトへの更新が早くなりました。

簡単にまとめておきますが、元記事もお読みください。

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読売新聞医療ルネサンスNo.4830「うつ病を見直す1」(2010年5月3日)

1日17錠…症状が悪化


うつ病治療を続けている主婦(36歳)は、出産した直後から処方される薬の種類、量が増えた。
精神科診療所で「イライラする。寝付けない」と訴えると、抗うつ薬、睡眠薬、抗不安薬に加えて、別の睡眠薬、抗不安薬が加えられた。
イライラの原因はつらいときに夫から責められたことが原因だったが、診療所では「家庭の問題」と話を聞いてもらえなかった。
さらなる訴えによって薬が増えていき、半年後には統合失調症の抗精神薬も追加されて一日17錠になり、症状は悪化。

体のだるさ眠気などで、子どもの世話ができず、夫との口論がもとでモノを壊したりした。

昨春、母と一緒に東京都内の診療所で杏林大学保健学部教授の田島治さんの診療を受けると、うつの症状ではない、だるさや眠気、イライラなどは、大量に飲む薬の副作用と考えられる、といわれた。
病気が悪化していると思っていた主婦は驚いた。

急に薬の服用をやめるとめまいなどが出ることもあるので、徐々に減量をはじめた。
約一年かけて現在は一日睡眠薬を半錠飲むだけとなった。
薬が減るにしたがい、頭もすっきりし、育児もできる、元の自分に戻ったような気がする、と主婦は喜ぶ。

但馬さんによると、多種の薬の併用による副作用で状態が悪化し、治療が長引くこともある。
効いている薬、また副作用の原因となる薬の判別も困難になる。

読売新聞の調査では、全国119の精神科診療所からの回答で
「過半数のうつ病患者に複数の抗うつ剤を処方する」とこたえた施設が14%。

田島さんは、「精神科の薬の処方は1種類が原則。合理的な組み合わせもあるが、次々と増えるのは危険。安易な処方は慎むべき」という。
昨年の厚生労働省の発表では、うつ病患者は100万人を越えた。診療と治療の現場を報告する。

元記事はこちらです。
うつ治療を見直す(1)1日17錠…症状が悪化


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少し前から問題視されていた、大量処方の問題です。
訴えられた症状に対してすぐに薬だけが処方されるという傾向は強そうです。

記事中にあった、夫からの責めに対してこの人が悩んでいるのを「家庭の問題だから」という言い方もわからないではないですが…
心療内科や精神科だったら、なるべく時間をとって体調と関係しそうな事柄も聞いてほしいのが患者の本心です。
医師としては、どこまで踏み込むべきか悩むのかもしれませんが。

いつも閲覧ありがとうございます
病院の実力 精神科(読売新聞 医療ルネサンスNo.4667 2009年9月1日)
病院の実力 精神科(読売新聞 医療ルネサンスNo.4665 2009年8月27日)

ご参考になさってください
・なかなか「うつ」から抜けられないあなたへ!「うつ」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!プチ認知療法
・簡単なことに気をつけるだけで、うつ病の家族がぐんぐん元気になる「うつ病の家族への対応マニュアル」うつ病患者さん本人にも対応した内容です
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