NHKきょうの健康「家族・友人をうつ病から守る」サインを見逃さない

うつ病に関する番組

NHKきょうの健康、今週は「家族・友人をうつ病から守る」シリーズです。
今日は「サインを見逃さない」。番組の流れをメモしておきますのでご参考になさってください。
(長いので、途中から追記に淹れました)

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NHKきょうの健康「家族・友人をうつ病から守る」サインを見逃さない
(2010年3月1日)

○厚生労働省の調査では、うつ症状で医療機関にかかる人は年々増え、2008年は100万人を越えた。
身近にいる人がかかってもおかしくない。

ゲストは慶應義塾大学教授の大野裕(おおのゆたか)さん。

○大野さん談
うつ病は誰でもかかる可能性があるが、軽く見てはいけない。
うつ病にかかった人はつらい体験をされ、それがなかなか外に伝わらないこともある。また長引いて仕事・生活に支障が出ることも多い。

○うつ病とはどんな病気なのかの症例
33歳のAさん(女性)は、会社勤めをし家事育児をこなす。
新しいプロジェクトの主任になってから複数のトラブルを一人で抱え、仕事のことが頭を離れなくなり熟睡できなくなる。
そのせいでそれまでこなしていた家事がとどこおるようになり、自分は何もできない人間だと自分を責める。
夫がAさんの疲れに気づいて医療機関を受診したところうつ病と診断される。

○うつ病の症状
基本的には
 気分がいつも沈んでいる
 何をやっても楽しくない
他には
 食欲がない よく眠れない 動きがにぶい 
 疲れやすい 自分を責める 集中力低下 
 消えてしまいたいと思う
体調不良もある
 頭痛 だるさ 胃腸不良 肩がこる

○普通の落ち込みとうつ病は違うのか?
はっきりとした区別はできない。
白からグレーへ、さらに黒になって、本人がつらくなり、それが2週間以上続いたときに医療的支援が必要とされ、うつ病と診断される。
一定期間続いているということがポイント。

○うつ病の症状は個人差がある
最近注目されているのは、典型的ではないうつ病。
過食・過眠
対人関係に敏感(傷つきやすい)
20〜30代の比較的若い人にみられる

○なぜうつ病になるのか?
ストレスがきっかけになることが多いといわれる。
具体的には…
 喪失体験(死別、離婚、失恋)
 環境変化(転居、異動、出産、こどもの独立)
 人間関係のトラブル
 病気や体調

きっかけがなくてもうつ病になりうるのでそれには注意。

○うつ病になるメカニズムは?
まだ明らかにされていないが、今わかっていることは、気持ちの持ちようでなく、脳の中に物質的器質的な変化が起きているということ。
決して、怠けているとか心が弱いというレベルの問題ではない。

○うつ病になりやすい性格はあるのか?
 まじめで几帳面(できていないことに目がいってしまい自分を責める)
 一人でがんばりすぎる(回りに助けを求めず自分の中で空回りしやすい)
とはいわれるが、これは決して悪い性格ではなく社会で必要とされること。
ほどほどに、ということが大事。

○身近な人がうつ病になったときに気づけるのか?
本人は
 つらさを表に出さない
 手助けを求めない
ことが多く、周囲は気づきにくいことが多い。
また体調が悪いために、うつ病が見逃されることもある。

○うつ病にきづくためには?
表にあらわれたものが手がかりになる。普段と違うことに気づくのが大事。
言動では
 口数がすくなくなる(暗くなる)
 ため息が多くなる
家庭では
 よく眠れない 食欲がない
 飲酒量が増える
職場では
 ミスが増える 能率が落ちる
 遅刻欠勤が多くなる

○うつ病に気づいたらどうするのが一番いいか?
一番いいのは専門医(精神科、心療内科)を受診すること。
体の不調を訴えるときは内科、女性であれば婦人科などかかりつけ医に相談するのもよい。
無理をしないことが大事であり、具体的な問題をどのように解決するかという話になれば、本人が受け入れやすいからである。

○受診に付き添うのはどうか?
基本的にはそうする方がいい。自分一人では緊張し説明できないこともあるため。
身近な人がいるとかえって話しづらいときは医師とも相談し、臨機応変に。

○本人が受診したくない場合は?
無理強いしないことが大事。家族、職場の上司や同僚が相談してもよい。
しかし、医療機関の場合は本人の受診でないと医療保険がきかないため、自費治療になってしまう。その場合は、保健所や自治体の相談窓口、会社なら健康管理の部署に相談するのもよい。

○うつ病とまちがえやすい病気
うつ病の症状がでやすい病気があるため、見きわめが必要。
 双極性障害(躁うつ病)基本的に治療が違う
 統合失調症
 不安障害
 認知症
 更年期障害

ーーー番組メモここまでーーーー

自分の体験上、周囲が気づくのは本当に難しいことです。
ある程度の年齢の大人だと、体調にも自己管理が求められるのが当たり前になりますから、家族でも「ちょっとヘンじゃない?」とはなかなか口にできないからでしょうか。
一歩踏み込んで何かいえる関係も一つのポイントかもしれません。

いつも閲覧ありがとうございます
NHKきょうの健康「家族・友人をうつ病から守る」詳しく知りたい治療法
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